目次
1. 地元の中小塾は講師の力に左右される
2. 個別指導塾に通うなら、目的をしっかり定める
3. 中学受験には集団塾がおすすめ
4. 集団塾と併用する場合の、個別指導塾の目的は
5. 地元の中小塾や個別指導塾でも中学受験はできる
大手塾ではなく、地元の中小塾や個人塾、個別指導塾は中学受験に対応できないのかと考える親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。今回は中小塾のメリットとデメリト個別指導塾を賢く利用する方法についてご説明します。
1. 地元の中小塾は講師の力に左右される
中小塾は小規模であるため、手厚い指導をしてもらえる可能性はありますが、それによって力がつくかどうかは別の問題です。
でも、講師の教え方が上手で子どもとの相性がよければ、予想以上に学力が伸びることもあります。
小規模な塾は講師数が少ないので、生徒と信頼関係を築きながら学習を進めていけるのがメリットともいえるでしょう。
SAPIXのようにクラス替えを頻繁にする大手塾では「講師がなかなか生徒の顔と名前を覚えられない」ということもあるようです。
ただ、大手塾ほどカリキュラムが整っていないことが多いので、地元の国・私立中学校の対策には強くても、少し離れたエリアの学校の受験対策が弱いというようなことがデメリットとしてあげられます。
よく見極めて塾を選ぶようにしましょう。
2. 個別指導塾に通うなら、目的をしっかり定める
マンツーマンであることにひかれて個別指導塾を選ぶ親御さんもいますが、指導の内容は塾によってさまざまなので、目的に合わせて選ぶようにしましょう。
個別指導塾に通う目的は「苦手な科目や分野を克服したい」「学習方法を身につけたい」「テストや入試の対策をしたい」などが多いのではないでしょうか。
その目的を達成できる塾なのかをよく確認してから選びましょう。
面談をてもらった上で、授業の質をチェックしてから判断する必要がありそうです。
「個別指導塾=手厚い指導」というイメージだけで塾を選ぶと、思うような効果が得られません。よく考えてから判断しましょう。
3. 中学受験には集団塾がおすすめ
中学受験のために塾通いをするなら、集団塾のほうがおすすめです。
「みんなもがんばっているから自分もがんばろう」と励みになることもあります。
また、わずか10歳をすぎたばかりの子どもに遊びたいのをがまんして勉強をさせるには、時にはある程度の圧力が必要です。
集団塾はその圧力を自然にかけてくれる場所です。
ただし、集団塾で落ちこぼれてしまったり、一向に成績があがらない、塾に行くのを嫌がり始めたりしたら、個別指導塾への転塾も考えてもよいかもしれません。
最近は、集団塾に通いながら、学習体制を修正させるために個別指導塾を併用するパターンもあります。
4. 集団塾と併用する場合の、個別指導塾の目的は
集団塾のカリキュラムに沿って個別指導塾を併用する場合、目的は以下の3つになるのではないでしょうか。
①復習やテスト勉強の仕方など学習法を学びたい
②塾の指導だけでは理解不足になる部分を学びたい
③きめ細やかな志望校対策をしたい
このように、個別指導塾になにを求めるかを事前に整理しておくことが大切です。このすべてを満たす個別指導塾は、講師のレベルや授業が高いことが多いようです。目的に合っている塾なのかを見極めて選びましょう。
5. 地元の中小塾や個別指導塾でも中学受験はできる
中小塾や個別指導塾でも中学受験に挑むことはできますが、安さ重視で選んでしまうと本来の目的が果たせません。
塾を選ぶときは十分に検討を重ねましょう。
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