目次
1.必ず結果を出す体験授業ー当日ー
2.「苦手」にもさまざまある
3.「できた!」実感を何度も体験
4.ご入会・指導継続のご希望を伺います
1.必ず結果を出す体験授業ー当日ー
講師が玄関のドアを開けた時から、指導は始まっています。講師はお子様の行動や話し言葉を観察することで、能力やマインドを理解しようと努めます。
また、親御さんの日頃のご苦労の詳細を感じ取ろうとします。
体験授業のみならずその後の指導においても、ダイニングテーブルでの指導をお願いしています。
お子様の言動の変化を親御さまにも感じ取っていただくためです。
また、講師が持つお子様への対応技術の中には、親御さまにも使っていただけることがたくさんあります。
「こういう言葉を選んで話しかければ子供は反抗しないんだな」
「こういう口調や表情だと、うちの子は積極的になれるんだな」
「こんな遠くのヒントが効果的なんだ」「問題文はこのように読ませればいいんだ」
・・・と感じていただけることと思います。
私たちは、「君は○○だから○○すべき!」というような、強制はあまり効果がないことを知っています。
それよりも、「君だったら、○○が出来そうだね。それが出来ると○○のような良いことが起きそうだね。」という文脈で話しかけようと努力しています。
私たちは、体験授業の際も子供の伸びる原因を探そうと努めます。雑な読み取り方を改善することで、本来のポテンシャルが発揮できそうだとか、書くことを面倒がらないマインドを作ることでミスを減らすことが出来そう。このように伸ばせる要素を探し出していきます。
直近のテストを見せていただくことも大切なことです。
点数推移だけを見るのではなく、問題用紙に残った式や計算や、場合によっては落書きも大切な情報源になります。
「はじめはきれいな文字で計算が始まっているのに、中盤を過ぎる頃から文字が乱雑になって来ている。これは、“あきらめ”の気持ちが起こってきたのか、それとも“単なる焦り”なのか」
式や計算をつぶさに追っていくことによって、間違いの原因を探ることに注力しています。
2.「苦手」にもさまざまある
例えば「速さ」が苦手というお子さんは多いのですが、問題の演習量を増やすことによって解決出来る子はほんの一部です。
速さの感覚が育っていない子どもも多くいますし、時には時間計算の不慣れが原因であったりします。また、線分図や面積図やダイヤグラムを使っての書き方の“型”が安定していないことが原因であることもあります。
時には、公式に当てはめるだけで、実は基本がわかっていないにも関わらず、分かっていると勘違いを起こしている子どもには、「なぜそうなるの、教えて!」と、子どもの気持ちを逆なでしないように、自ら考えられるように誘導します。
「国語が苦手」と本人も親御さんも口をそろえておっしゃるけれど、私たちから見ると「この子はすぐに得点アップできるな」と分かることもよくあります。
文章を読んでいる時の目の動かし方を観察してみると、「言葉を取り込む力は十分にありそうだと」分かる。
こういう子は、段落ごとに内容整理する技術を教えてあげて、塾教材を活用して設問パターンへの答え方を段階的に使えるようにしてあげれば、テストの結果はついてくるのです。
3.「できた!」実感を何度も体験
間違えるのが怖くて記述を書きたがらないタイプの子だけれど、その分暗記力は高そうだと分かれば、キーワードを言葉の学習として先に覚えさせてあげる。
「いま覚えた言葉を使って説明すると、どんな文が書けるかな?」と促してあげて、「書けた!」という実感を1回の体験授業の中で何度も何度も味あわせてあげる。
そうして読むこと、書くことへの自信を高めるだけで国語が好きになっていくお子さんもたくさんいます。
体験授業の終わりが近付く頃には、子どもだけではなく親御さんも、「このようにしていけば伸びそう」という成功の予感を持っていただけることと思います。
そして、そうなるためには膨大な努力が必要なわけではなく、“ちょっと頑張ればなんとかなりそう”という実行可能な努力だけが必要だと感じていただけると思います。
体験授業の最後には、これから引き続き授業を受けられる受けられないに関わらず、宿題を出します。
でもそれは、新たな宿題というわけではなく、すでに塾からの宿題として出されているものです。その優先順位をつけて、
①「まずはこれはぜったいやろうね」
②「それが出来たらこれはやる方がいいね」
③「これは時間が余ったらやってもいいよ」
④「これは今やらない方がいいよ」
というように分類します。
この①と②が宿題になります。
私たちが優先順位を重視しているのは、大量の宿題に溺れそうになっている子どもたちが多いからです。
毎日アタフタとたくさんの学習をしているにもかかわらず、テストの成績が上がらない子どもたちです。
子どもたちが、ちゃんと考えることが出来るようになるためには、考えることが出来る心の余裕が必要です。思考力の基盤となる考える練習時間を確保するためです。
4.ご入会・指導継続のご希望を伺います
体験授業が実施された後、担当講師から名門指導会事務局へ報告が入ります。
指導内容と、お子さまのポテンシャルと現状の学習状況を踏まえた、結果を出すための学習プラン、またご家庭からうかがった、今後の指導日程ご希望など、詳細を共有いたします。
その内容に基づき、事務局サポートスタッフからご家庭にご連絡を差し上げます。
細かなニュアンスも汲み取るため、できるだけお電話にてご連絡させていただきますが、
ご多忙でお電話がなかなかつながらない場合はメールも併用いたします。
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