目次
1. 四谷大塚の特徴①完成度の高い「予習シリーズ」
2. 四谷大塚の特徴②6年生の合否判定テストが安定している
3. 四谷大塚のカリキュラム
4. 四谷大塚の授業レベル
5. 四谷大塚の宿題
6. 四谷大塚の学習時間
7. 四谷大塚の個別指導や相談
8. 四谷大塚で成績を伸ばすポイント
9. 子どもの現状に合わせた教材や問題の選択を
多くの親御さんから中学受験の塾選びについての相談を受けますが、まずはそれぞれの塾の特徴やカリキュラムについて知ることが大切です。
ここでは、大手進学塾「四谷大塚」の特徴や授業レベル、カリキュラムや宿題についてご説明します。
1. 四谷大塚の特徴①完成度の高い「予習シリーズ」
四谷大塚のオリジナル教材である「予習シリーズ」は大変よくできており、市販もされています。
教材はこれだけでなく「演習問題集」「応用演習問題集」「基礎演習問題集」「週テスト問題集」「予習シリーズ計算」「予習シリーズ漢字」と多くの種類があり、それ以外にもDVD教材の「予習ナビ」「復習ナビ」があります。
子どもの状況に合わせた教材を選択し、問題の取捨選択も塾の先生と相談して進める必要があります。
2. 四谷大塚の特徴②6年生の合否判定テストが安定している
四谷大塚はもともとテスト会として始まったこともあり、6年生向けのテストの合否判定は、かなり的確で役に立ちます。
他塾の生徒も参加するので指標として安定しているといえるでしょう。
四谷大塚の普段のテストは、「週テスト」とよばれる一週間の学習をチェックするもの、「月例テスト」というクラス分けテストを兼ねたものの2種類。
週テストは授業レベルに合ったテスト問題を受けられるので、1週間の努力が結果に出やすく、子どものモチベーションを維持しやすいというメリットがあります。
3. 四谷大塚のカリキュラム
オリジナル教材「予習シリーズ」の全面改訂により、カリキュラムの進度が早くなりました。
お子さんによってはレベルが高すぎるということもあるようです。
旧テキストの弱点が払拭され、最新の問題も多く取り込まれて、また難問の充実度もさらに高くなりました。
4. 四谷大塚の授業レベル
教材に合わせて授業が行われるので、改訂のタイミングで四谷大塚の授業のレベルも上がりました。
6年生の2学期には、教材を使わず基礎レベルプリントで授業が行われるクラスもあります。
5. 四谷大塚の宿題
たくさんの種類があるテキストそれぞれから宿題が出されるので量は多いといえますが、授業レベルに合った内容です。
計算と漢字は決まった宿題以外に、授業ごとにクラスに合わせた宿題が出ます。
6. 四谷大塚の学習時間
どちらかというと長時間拘束するタイプの塾ではないのですが、4年生は他塾より1週間の授業回数が多くなっています。
春、夏、冬講習の時間は標準的で、6年生の日曜特訓は2学期から始まります。
7. 四谷大塚の個別指導や相談
個別に中学受験の悩みなどの相談に乗ってくれる先生も少なくないようです。
もちろん「家庭学習は家庭の責任」という前提はありますが、相談内容に応じて子どもに声をかけてくれることもあります。
校舎にもよりますが、他塾に比べると質問などもしやすいでしょう。
8. 四谷大塚で成績を伸ばすポイント
テストコースが上がるとクラスも上がり、授業の内容も難しくなるので、自分の学力が下がったように感じて悩むこともあるようです。
しかし、これは学力が下がったわけではなく、まわりの子どものレベルが上がっただけなので、テキストの選択や問題の取捨選択をして対応しましょう。
9. 子どもの現状に合わせた教材や問題の選択を
四谷大塚には中学受験にしっかり対応している質の高いオリジナル教材がありますが、その種類が多いのでそれぞれの子どものレベルに合わせて問題の取捨選択をする必要があります。
また準拠塾(四谷大塚直営ではなく、テキストやテストのシステムを取り入れている個人塾など)は塾によって指導のバラつきもあるので、個別の相談や指導に頼りすぎることなく、家庭でもしっかり予習などの学習に取り組めればよいですね。
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