Q.
四谷大塚準拠塾ですが、問題集が多すぎてどれからやったらいいのかわかりません。
宿題、授業の復習以外に塾からの指示がなく困っています。
どこを、いつまでに、どの程度やればいいのでしょうか?全部やるべきでしょうか?
(5年生・四谷大塚準拠塾)
A.
■ 「予習シリーズ」の本誌をメインに
四谷大塚準拠塾の場合は、まずは「予習シリーズ」の本誌をしっかり理解することを優先させましょう。
漢字と計算は、とにかく毎日継続させることが大事なので、両方合わせて30分以内で取り組みましょう。
四谷大塚の「予習シリーズ」はとてもよくできていて、ていねいな解説に加え「なぜそうなるのか」という物語まで紹介されていて、読んでいるだけでも楽しくなるような教材です。
これをテキストとして使用している塾も多くあり、市販もされています。
国語は「予習シリーズ」「演習問題集」「漢字と言葉」に加えて、『でる順ことばの問題3000』(旺文社)。算数は「予習シリーズ」「予習シリーズ・計算」「演習問題集」に毎週授業ごとのプリントが配布されます。
四谷大塚の直営校ならクラスによってこれらの教材の使い分けが指示されますが、準拠塾(YTネットの塾)だと、独自の副教材が使われることもあるので、取捨選択が難しいようです。
ご相談の例も塾が独自のプリントを配布しているようなので、すべてこなそうとすると重複している部分があるはずです。
■ 授業ごとのプリントをこなしてから「演習問題集」
「予習シリーズ」にしっかり取り組むことができたら、次は配布されているプリントにとりかかりましょう。
そのうえで余裕があれば「演習問題集」もやりましょう。
すべてを完璧にこなすのは無理なので、子どもの現状に合わせて問題の取捨選択をすることが必要になってきます。
塾のテキストやカリキュラムは、最上位の生徒、最難関校を目指す生徒を基準として作られているので、志望校のレベルによっては「この問題は解けなくてもかまわない」というのもたくさんあります。
できれば塾の先生と相談しながら「今やるべき問題」を見極めていけるのが理想的です。
■ 優先順位をつけて効率良く取り組もう
テキストが多い四谷大塚準拠塾の学習の進め方にお悩みの方も多いようですが、まずは「予習シリーズ」をしっかりこなしていくことが大切です。
そのうえで、授業プリントや「演習問題集」にとりかかりましょう。
塾の先生や中学受験の専門家に相談して、うまく優先順位をつけて学習を進めましょう。
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