目次
1. 日能研の特徴①膨大な中学受験情報
2. 日能研の特徴②4、5年生は暗記学習で点が取れる
3. 日能研のカリキュラム
4. 日能研の授業レベル
5. 日能研の宿題
6. 日能研の学習時間
7. 日能研の個別指導や相談
8. 日能研で成績を伸ばすポイント
9. 暗記学習に頼らないよう注意
多くの親御さんから中学受験の塾選びについての相談を受けますが、まずはそれぞれの塾の特徴やカリキュラムについて知ることが大切です。
大手進学塾「日能研」の特徴や授業レベル、カリキュラムや宿題についてご説明します。
1. 日能研の特徴①膨大な中学受験情報
日能研は日本最大の中学受験専門塾です。生徒数が多いため、最上位から下位校まで数多くの合格者を出していて、強みは膨大な受験生情報。
公開テストのたびに豊富な成績資料が届き、「R4」と呼ばれる「合格可能性80%」の偏差値も正確です。
中堅校に強く、幅広い層に対応できる塾だといえます。
2. 日能研の特徴②4、5年生は暗記学習で点が取れる
4、5年生のうちは隔週、6年生になると毎週「学習力育成カリキュラムテスト(通称カリテ)」があります。
このテストの成績で座席が入れ替わるのですが、4、5年生はテキストの内容が比較的易しいので「暗記学習」で点数が取れます。
6年生になるといきなりテキストの内容が難しくなるので、成績が下がって慌てないように注意してください。
暗記学習に走らないようにすることが大切です。
3. 日能研のカリキュラム
日能研のカリキュラムの進度は他の塾に比べてややゆっくりめで、4、5年生では基礎レベルを重視した問題構成になっています。
6年生の1学期終了時点で他塾に追いつくカリキュラムになっているので、6年生になると急にレベルが上がったと感じる子どもも多いようです。
4. 日能研の授業レベル
基礎クラスの授業では例題のていねいな解説から始まります。
発展クラスでは本科テキストの難問レベルまで授業が行われます。
5. 日能研の宿題
中学受験に対応している他塾に比べるとテキストの種類が少ないので、宿題の管理はしやすいのではないでしょうか。
校舎やクラスによって宿題量に差があり、発展クラスや基礎クラスの上位は量が多めになっています。
6. 日能研の学習時間
発展クラスは週の授業日数が1日多いですが、他のクラスは関東大手の中学受験塾と同じ拘束時間です。
授業の曜日は同じ学年でもクラスによって異なることがあるので、他の習い事との調整がしやすい校舎もあるようです。
6年生の1学期から日曜特訓が始まり、発展クラスでは週5回の授業になります。
春、夏、冬講習の学習時間は標準的です。
7. 日能研の個別指導や相談
個別の指導は、授業の前後にのみできるようです。
日能研では、個人面談は授業をしていない「教室マネージャー」と行い、その内容が授業担当者に伝えられます。
8. 日能研で成績を伸ばすポイント
4、5年生の季節講習はほとんどが復習なので、多くの子どもにとっては基礎固めに役立ちます。
6年生になると夏期講習の時間が長くなるので、復習に集中するとよいでしょう。
下位クラスで「R4」偏差値60以上の学校を目指すのは難しいので、それぞれのレベルに応じた学習を心がけて、早い段階でクラスを上位に上げる計画を立てましょう。
中学受験志望校と現在のクラスにどれくらいのギャップがあるかは、担当の先生に質問してみるとよいですね。
できる問題を繰り返すのではなく、少し難しい問題を学習のメインにするようにしましょう。
9. 暗記学習に頼らないよう注意
日能研は、中学受験に関する膨大な情報を持ち、中堅校にも強く幅広い層に対応できる塾です。
他の塾より問題の取捨選択がしやすいので、宿題にかける時間やカリテの正答表を利用した「解き直し」で効率良く学習を進めましょう。
暗記学習に頼りすぎて6年生から成績が伸び悩むケースもあるので気をつけましょう。
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