目次
1. 家庭教師は親が力量をチェックするしかない
2. 家庭教師のスキルでチェックするべきポイントは
3. 瞬時に子どものレベルを見抜きそれに合わせた指導ができているか
4. 子どもに合った家庭教師を慎重に選びましょう
子どもの学力をあげる目的で家庭教師に来てもらうことを決めた場合、いざどういう風に家庭教師を選んだからいいのか迷う親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、家庭教師を選ぶときの注意点についてお伝えします。
1. 家庭教師は親が力量をチェックするしかない
本来ならプロの家庭教師である以上、ある一定のレベル以上であることはもちろんのこと、どんなタイプの子どもにも臨機応変に合わせることができるのが基本ですが、こうした家庭教師が少ないのも現状です。
たとえば、家庭教師の派遣会社にお願いする場合、「成績が上がらない、先生との相性がよくないなどの理由があるなら、どんどん先生を変えていいですよ」という会社は要注意です。
おそらく、力量がある先生がもともとそんなにいないので、新しい先生が来ても状況は変わらないと思います。
「体験授業」のある会社を選ぶのはもちろんなのですが、これでやって来るのがその地域の営業担当者や責任者で、実際に来てもらうことになる教師とは異なることもあるので、こちらも注意が必要です。
家庭教師の派遣会社は、アルバイトや契約の先生との雇用契約をしっかり結び、トラブルのないように家庭教師たちをマネジメントはしていても、肝心の「家庭教師としての実力や力量」を伸ばすような教育は行われていないのが現実です。
身だしなみやマニュアルはあっても、学習の進め方に関しては個人にゆだねられていることがほとんどなのです。
実は、先生の採用に関してもかなり大雑把で、学歴がしっかりしていて人間的に常識的ならすぐに採用となるような派遣会社も多くあるようです。
そのあとに研修などがある会社は非常にまれで、ほとんどの家庭教師が採用後に現場に投入されます。
2. 家庭教師のスキルでチェックするべきポイントは
小学校高学年の受験対策のための家庭教師を選ぶとなると、かなり慎重に選ぶ必要があります。
塾でやっている学習の内容を熟知していて最新の入試動向にも詳しくなければなりません。
こうした技量を持つ先生に出会うためには、できる限り「担当予定の先生の体験授業を受けられる会社」を探してください。
そのうえで人間性やコミュニケーション力、先生の力量を把握しましょう。
有名大学に通っていても、学生アルバイトにはとてもつとまりません。
体験授業が受けられるならそのときに、受けられないなら、初回に担任の先生が来たときに、注意深く授業の様子を見学させてもらいましょう。
3. 瞬時に子どものレベルを見抜きそれに合わせた指導ができているか
また、塾とは別の市販の問題集を買ってきて、それで学習を進めようとする家庭教師は、中学受験の指導はできないと思ってもいいでしょう。
先生自身が予習しておかないと解ける自信がないということだからです。
もちろん、先生は問題を解くだけではなく、子どもがどこでつまずきそうか、どこまで説明するべきなのか、この問題がわからないということは過去のどこまでわかってないのかなどを瞬時に見抜いて、それに合わせた指導を行う必要があります。
ちなみに名門指導会の場合は、教えるときは必ず、子ども部屋ではなくリビングで子どもと並んで指導し、向かい側にお母さん(お父さん)に座ってもらうようにしています。
子どもの表情の変化や、学習を進めていく中での声かけのフレーズやタイミングを親御さんに学んでいただくためです。
4. 子どもに合った家庭教師を慎重に選びましょう
小学生に家庭教師をつける場合は、できる限りお母さんが最初から最後まで同席して、必要ならメモをとりながら一緒に聞いてください。
そして先生の指導法や力量を確認し、お子さんに合っているかなどを総合的に判断されることをおすすめします。
どんなお子さんの成績も最速でアップさせる プロ講師の『分析力』『着眼点』をお知らせする 無料メールマガジンを配信しています。
これまでに5000人以上のお子さんを、開成・麻布・武蔵・筑波大駒場・桜蔭・雙葉・女子学院・灘・甲陽・東大寺・洛南・神戸女学院などの難関校に合格させてきた名門指導会の講師陣。
そんなプロ講師のノウハウがぎっしり詰まったメールマガジンである『うちの子だけの合格マニュアル』を配信しています。
購読者の皆さんには毎週最新の合格マニュアルをお届けします。
受験相談・体験授業お申込み
必須の項目は必ず入力してください。
ご相談内容をより詳しく書いていただければより的確な回答をお渡しできます。