Q.
息子が四谷大塚に通っています。
算数の授業で本人は理解していると認識しているらしいのですが、内容の照らし合わせをしていると、あいまいな部分が多く、とてもきちんと理解しているとは言えません。
このような場合はどのように本人に伝えればよいか教えてください。
A.
ご相談ありがとうございます。
まずはこの場合、本人の「分かった」とご両親の「分かった」に認識の相違がないかを確かめることが大切です。
本人の認識は
- 授業での先生の解説を言葉で理解した
- 予習シリーズの解説を見て、理論は理解した
ご両親の認識は
・仕組みを理解した=応用を含めた問題が解ける状態
などの認識に違いはありませんか?
ご両親の感覚と、お子さま自身にとっての「分かった」が何を指すのかを把握しない限り、この問題は解決しませんね。
そもそも「問題が解ける」とはどのような意味なのでしょうか。
- 問題を理解し、解法を決定する
- 正確に計算する
- 正解
このステップをきちんと踏むことです。
お子さまの「分かった」(理論上の解説や言葉での理解)からご両親の「問題が解ける」状態にするには、1.問題を理解して解法を決定し、2.正確に計算するのプロセスをきちんと進めることです。
そのためには
- 問題のポイントや解答するための方法を明確に
- 計算を間違えないように、途中式や今何をしているのかを明確にする(記録に残す)
- 問題を解いた過程を、思考を言語化するために本人に説明してもらう。
このように具体的に問題に取り込むことで理解を深めるようにする機会を設けてみてください。解答ができても、言語化して説明することが苦手だという場合もあります。そういった部分も含め、どのくらい理解ができているのかを色々な視点で見て、把握することは大切です。
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