Q
5年生の娘が早稲田アカデミーに通っています。
4年生の春から塾に通い始めたのですが、ここ最近、宿題が多くてつらいと言ってくるようになりました。
他の習い事も1週間あたり3時間ほどあり、勉強だけに注力しているというわけではないのですが、疲れた様子の娘を見ると不安になります。
娘も習い事も塾もどちらも続けると言ったり、やめてもいいと言ったり葛藤があるようです。
私は塾以外の習い事はやめてもいいと思っていますが、学年が上がるにつれて勉強がもっと難しくなったら、どちらにせよつらくなるのではと心配です。
塾を変えたところで解決するとも思えず、このような状況であれば中学受験をやめるべきなのか悩んでいます。
A
ご相談ありがとうございます。
宿題が多い塾に通われているお子さまで、のなかには悩んでしまうお子さまもおられるでしょうね。
たくさんの宿題をこなすにはコツがあるので、ポイントをお伝えします。
重要なポイントは「優先順位」と「時間の区分」と「集中度」、「やり方の工夫」です。
なかでも「優先順位」は最も大切です。
まずは科目と単元をお子さまの得意なもの不得意なもので分けていき、得意科目から取り組ませてください。
科目の中の単元でも得意・不得意がある場合も、得意なものから着手します。
不得意なものから取り組むと、なかなか進まず時間がばかり経つので精神的に疲れてしまいます。
6年生であれば、苦手な科目から点数を伸ばすことが有効なので、不得意なものから取り組むことが多いのですが、5年生は各科目の完成度を上げることが重要です。
そのため、まずは得意な科目、単元から取り組みましょう。
次に「時間の区分」です。
例えば、算数の連続性のある複数の問題であれば、このページで15分。
関連性のない問題であれば、大問ごとに10分ずつというやり方です。
算数を1時間、社会を2時間というやり方ではなく、それぞれの科目の中で細かく設定させてください。
時間がきたらそこで終わらせます。
「集中度」は「時間の区分」でも保たれますが、やはり休憩がないと続きません。
宿題をはじめる前に、20分取り組んだら2分間、30分取り組んだら3分間休憩するなどとルールを決めておくと良いですね。
しかし、あくまでも集中力を取り戻すための休憩なので、テレビやスマホを見ることはやめさせてください。
逆に集中力を落としてしまいます。
時間に縛られてつらそうに思えるかもしれませんが、集中力がない状況でだらだらと長時間取り組むよりも効果的です。
「やり方の工夫」も集中力アップにつながります。
例えばマルつけのときにすべての範囲を一気に行うやり方だと、途中でおざなりになりがちです。
大問ごとに〇つけをし、その場で見直しをして理解する。それから次の問題に入るということを続けていけば、体系的な理解につながります。
「時間の区分」で時間が足りなかったものは、なぜできなかったのか分析をしましょう。
問題のどこに時間がかかったかを考え、時間切れで取り組めなかった問題もあわせて週末にまとめて復習するというやり方がおすすめです。
これらはあくまでも一例ですが、たくさんの量の宿題をこなすには工夫が必要です。
お答えしたやり方で取り入れられるものがありましたら、ぜひ取り組んでみてください。
もし、それでも解決しづらいことがあれば、ぜひ名門指導会の有料体験授業、有料電話相談にお申し込みください。
それぞれのお子さまに応じた勉強方法を一緒に考えていきましょう。
どんなお子さんの成績も最速でアップさせる プロ講師の『分析力』『着眼点』をお知らせする 無料メールマガジンを配信しています。
これまでに5000人以上のお子さんを、開成・麻布・武蔵・筑波大駒場・桜蔭・雙葉・女子学院・灘・甲陽・東大寺・洛南・神戸女学院などの難関校に合格させてきた名門指導会の講師陣。
そんなプロ講師のノウハウがぎっしり詰まったメールマガジンである『うちの子だけの合格マニュアル』を配信しています。
購読者の皆さんには毎週最新の合格マニュアルをお届けします。
受験相談・体験授業お申込み
必須の項目は必ず入力してください。
ご相談内容をより詳しく書いていただければより的確な回答をお渡しできます。