実際に学校説明会や見学に行くと、合格してからの中学校生活が具体的にイメージできるので、子どものモチベーションを維持するのにも役立ちます。
学校見学のポイントと、また最近人気がある公立中高一環校についてご説明します。
目次
1. 学校を見学するときのポイント
2. 見学は晴れた日に。生徒の様子も観察しよう
3. 公立中高一貫校は専用のコースでの学習が必要
4. 目標を定めて、効率よく学習を進めよう
1. 学校を見学するときのポイント
5年生のうちに積極的に学校説明会に行くことは、受験勉強を進めるうえでとてもいい経験になります。
6年生になってからだと時間的にも精神的にも余裕がなく、ゆとりを持って広い視野で見ることができなくなるかもしれません。
5年生のうちに、偏差値などにあまりこだわらず、子どもといっしょに気楽にあちこちの学校を訪れることをおすすめします。
説明会だけでなく、見学ができるならぜひ行きましょう。
事前に学校に連絡を入れたら対応してくれます。
学校見学は、担当の先生が概要を説明しながら案内してくれることが多いようですが、校長先生が説明してくれることもあるようです。
その内容はかなり信頼してよいでしょう。
特に私立校は校長の権限が公立校より強いので、校長先生の考え方が学校の方針に直結することが多いからです。
2. 見学は晴れた日に。生徒の様子も観察しよう
学校見学は、できたら天気のいい日に行くようにしましょう。
雨やくもりの日の校舎より、気持ちのいい天気の方が「この学校に行きたい!」という気持ちにつながりやすいからです。
いくら志望校でもどんよりした雨の日に行くと子どもの気持ちが盛り上がりにくいかもしれません。
また、できたら学校の下校時間に訪れて、生徒たちの様子をよく観察しましょう。
電車通学の生徒が多い学校なら、最寄り駅や車内でもかまいません。
生徒たちの普段の雰囲気を見て、子どもがその学校に通う姿が想像できるか、子どもの性格に合っていそうかをポイントに観察してみてください。
偏差値や大学受験の実績、そして実際の校風については、大手塾がかなりの情報を持っています。
学校説明会や見学で実際に見たものとその情報を合わせると、かなり正確な判断ができます。
3. 公立中高一貫校は専用のコースでの学習が必要
また、最近人気が高い「公立の中高一貫校」ですが、一般の私立入試問題とはまったく傾向が違うのでどうしても専用の受験対策が必要になってきます。
公立一貫校の「適正検査」は算数と理科、国語と社会のふたつ。
私立の入試問題のように「課題文のどこかに答えがある」というものではなく、「課題文からなにが読みとれるか」「課題文からどんなことを考えるか」を問われるので、私立難関校を第一希望にする子どもが特に対策をせずに受験すると、多くの場合失敗します。
いずれの学校も独自の問題なので、それぞれの学校別の対策が必要です。
公立一貫校のみを狙う場合は、専用のコースがある塾を選びましょう。
大原予備校の公立一貫対策講座、enaの小6都立中・県立中後期日曜特訓などです。
公立一貫校の人気が上昇した理由として、近年は設備が整ってきたことや学費が安いことがあげられます。
難易度はどんどん上がる傾向にあるのでしっかり対策して臨みましょう。
4. 目標を定めて、効率よく学習を進めよう
学校説明会や見学に行き「この学校に行きたい!」という気持ちを持っていれば、受験勉強にもハリが出て目標に向かって前向きに学習を進められるのではないでしょうか。
また志望校が公立の中高一環校の場合は、専用の対策が必要なので事前に調べておきましょう。
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