目次
1. ミスの種類を知る
2. それって本当にケアレスミス?
3. テストで気をつけたいこと
解ける問題なのに、ケアレスミスで間違ってしまうお子さんは多いものです。
ここで「うっかり間違えてしまった」と軽く考えてはいけません。
次は大丈夫だと思っても、繰り返しミスをしてしまうことが多いのです。
ケアレスミスは、いったいどうしたら防げるのでしょうか。
1. ミスの種類を知る
どんなお子さんにも起こりえるケアレスミス。
しっかりと改善していきたいですね。
算数での代表的なケアレスミスとして「計算ミス」と「読み取りミス」があります。
計算ミスの場合、暗算と筆算をうまく使いわけ、数字を丁寧に書くことで改善することができます。
読み取りミスの場合は、算数だけでなく、すべての教科で注意する必要があります。
原因の多くは、問題に早く取り組まなければ、早く解いて次の問題にとりかからなければ、と思う焦りの気持ちです。
文章が多い場合、目で追うだけではなく、鉛筆でなぞる様に読む習慣をつけることがオススメです。
また家庭学習では、問題を音読して目だけでなく耳でも確認しながら取り組むと、ケアレスミスは減っていきます。
このようにケアレスミスは、勉強(特にテスト)に取り組むときの習慣、癖などが原因となっていることが多いのです。
早い段階から対策したいですね。
2. それって本当にケアレスミス?
御本人も親御さんもケアレスミスだと思い込んでいるけれど、実は違うこともあります。
実は理屈を理解しきれていなかったり、間違って記憶していたりといった場合です。
九九の特定の段が不安定、高学年になっても繰り下がりを数えている、といったケースもあります。
このような場合は、根本的に学習のしかたを見直していかなければならないこともあります。
「計算ミス=ケアレスミス」と短絡的に捉えず、ミス以外の可能性も考えてみるのがポイントです。
「ケアレスミスが多かった」と感じているテストを、塾の先生や家庭教師の先生に見てもらい、「ほんとうにミスなのか」判断してもらうのも有効です。
プロの講師がつぶさに見れえば、ミス以外の可能性を指摘してもらえるはずです。
名門指導会へのお問い合わせでも、テスト分析のご相談を受けることは非常に多く、そこから得られる解決法も多彩です。
3. テストで気をつけたいこと
すでに述べたように、落ち着いてしっかり取り組めば解ける問題を間違えてしまった、という経験を持つお子さんは多いでしょう。
しかも、そういったミスはテストになるとさらに増えます。
制限時間を気にした焦りや、先入観が出てしまうからです。
特に算数や理科などの理系科目は、グラフや表が問題に出てきた途端に、苦手意識から問題文に集中できなくなるお子さんも少なくありません。
出題する側も様々な表現方法で問題を作っていますから、難しそうに見えるような出題もあります。
まずは「落ち着いてしっかりと問題を読むとわかるはずだ」と考えることも大切です。
また早期英才教育を受けてきたお子さんは、直感的な判断力を付ける訓練をした子が多いですから、読み飛ばしをしてしまうことが多くなりがちです。
どれだけ解ける自信のある問題も、逆に解けそうにない問題も、問われたことは必ず読み落さず読んでみることが大切です。
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