お子さんの国語の成績を伸ばすために必要な学習方法を知っていただくためのヒントとして、実際に私、西田彰が指導している方法をもとに、ご説明します。
中学受験専門の家庭教師がどのようにして国語の成績を上げるのか知りたい方はもちろん、お子さんの国語の成績をどのように上げればよいのか?悩まれている方もぜひご参考ください。
指導からの達成目標(週1回の指導想定)
国語指導は、「文章の読み方」「問題の解き方」「解答の作り方(書き方)」を習得することで初めて成績を上げることができます。
指導の目標として、物語文・説明文の内、得意な方から重点的に対策を行います。
上記が、指導からの達成目標の目安です。
なぜ、国語の成績は伸びにくいのか?
中学受験の国語の成績は、4教科の中でも特に伸ばしにくいと思われがちです。
これには明確な原因があります。
原因は大きく2つあります。
1つ目は、塾の授業の内容そのものにあります。
集団授業の指導でも、もちろん読み方・問題の解き方・回答の作り方(書き方)に対する指導は行われています。
ただ、国語の苦手なお子さんにとっては、「授業で取り扱った本文と問題」では、どう解けばいいか?を聞くのが精一杯で、「他の文章を読む時にどう考えればいいのか?」というレベルで授業を聞くことは難しく、結果として、「その文章ではどう答えるべきだったのか?」という勉強しかできないまま終わってしまいます。
語彙や漢字の知識は増えるとしても、どうしても受験本番で初めて見る本文・問題を解ける力をつけきることができません。
これが一生懸命、塾の授業を受けているのに、国語の成績が伸び悩む最大の原因です。
もう1つの原因として、ご家庭で、時間をかけて国語の対策をしても成績が伸びない最大の原因は、「お子さん1人で文章をどれだけ読んで、問題をいくつも解いても、国語の力は身につかない」ことにあります。
塾の授業と同じで、「この文章・この問題」をどう解くべきだったか?ということに意識が行ってしまい、本来、物語文・説明文・随筆文をどう読めばよいのか?文章のどんなところに注意すべきなのか?という、「どんな文章で、どんな問題が出題されても、整理して考える力」はお子さん1人の勉強では習得することができないのです。
これが、時間をかけて勉強しているのに、どうしても国語の成績が伸び悩んでしまう原因です。
「読み方」・「解き方」・「書き方」を習得することが成績UPの最短ルート
そのため、国語の指導では「文章の読み方」・「問題の解き方」・「解答の作り方/書き方」をまずは習得することが成績UPの最短ルートです。
1度、お子さんが正しい読み方を体験し、納得することができれば、お子さん1人の学習でも文章を読み問題を解く中で、どんどん力が付くようになってきます。
具体的には、下記のような力をつける必要があります。
■ 文章の読み方
物語文・説明文・随筆文、各文種に合わせた文章の読み方を習得します。
物語文では、感情の動きを正しく見つける方法。
説明文では、筆者の主張と一般論を分けて考える方法
随筆文では、体験談と筆者の主張の見分け方。
など、文種ごとに、確実に注目すべきことを細かく整理し、お子さんにわかりやすく伝えて、文章の読み方を習得してもらうことが必須です。
■ 確実に正答を出す解き方(特に選択問題)
中学受験の国語で大部分の配点を占めるのが選択問題です。
志望校の選択肢を広げるためには、選択問題での解答精度を上げることが必須です。
何となく感覚で解くのではなく、選択肢の絞り込み方や、回答の基準となる理由や原因がどこにあるのかなど、注目すべきことを押さえ、論理的に確実に正答を出せる回答ルーティンを習得します。
■ 解答の作り方・書き方(特に記述問題)
志望校合格を大きく分ける記述問題ですが、実は満点回答を目指す必要はありません。
部分点で6割〜8割を確実に正答するだけで、周りの受験生とは大きく差をつけることができます。
特に苦手なお子さんほど、自分の言葉で0から文章を作ろうとしがちです。
私の指導では、6割以上の得点を、できる限り本文の文章を転載し、編集することで確実に押さえることから指導を始めていきます。
お子さん自身が、文章を読みながら、実際に何が大事かを体験・納得することで、これらの能力を身に着けることができれば、お子さん1人でも文章を読んだ分だけ、成績が上がる国語を得意教科にする土台が完成します。
中学受験国語では、隣について、一緒に読みながら体験することが必須
実は、プロの家庭教師であっても、小学生のお子さんに、上記のような「理屈」だけを説いて、後は1人で勉強させるというスタイルでは国語の成績を上げることはできません。
高校生レベル(早い場合は中学生)になれば、お子さんも「理屈」を聞くだけで自分で実践してみて、正しいやり方を習得することはできます。
でも小学生のお子さんは、大人が指導を行い実際に体験し、納得することで、初めて「こうすれば、解けるんだ!」と実感でき、徐々に1人でも正しい読み方・解き方・書き方ができるようになっていきます。
私の普段の指導では、指導開始1ヶ月で、物語文か説明文の読み方・解き方・書き方の習得を目指し、3ヶ月以内に両方の文章をマスターできるように指導を行っています。
週1回の授業で、つきっきりで指導することで、多くのお子さんが国語が得意教科に変わっていますし、たった1回の体験授業でも「今までとやり方がぜんぜん違う」とお子さんが嬉しそうに話してくれます。
もし、お子さんの国語の成績で悩まれていて、ご家庭だけで対策が難しい場合は、ぜひ1度、私の体験授業もご検討ください。お父さん・お母さんに授業を見ていただくのも大歓迎です。
お子さんの国語の成績は伸ばせることを実感していただける1時間をお約束します。
国語の成績を最短で上げる
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西田先生プロフィール
中学受験指導歴30年以上のベテラン国語プロ家庭教師です。豊富な指導経験に基づく、分かりやすく成果が目にみえる国語指導力もさることながら、西田講師の特筆すべき力はお子さんに個別最適化した指導をいち早く実現できる点にあります。お子さんのこれまでの学習履歴確認と現状分析を細やかに行うだけでなく、お子さんの気質に合わせて指導の濃淡、説明の伝え方を細かにアジャストしていく力に長けています。国語を苦手にしている子にありがちな「読めない」「書けない」「覚えられない」「なかなか始められない」といった現象についても、「努力不足」「やる気不足」といった浅薄な受け止めをすることなく、お子さんがなぜ困っているのか、何に抵抗を覚えているのかを汲み取って、行動に移せる手立てを必ず見つけ出していきます。方法論の押し付け、やみくもに量をこなさせようとする中学受験国語に嫌気がさしているお子さんも、西田講師の指導を受けると「がんばってみようかな」と気持ちが変わるようです。国語の成績をなんとしても上げていきたいご家庭、難関中合格のために国語を得意にしたいご家庭におすすめしたい安心のベテランプロ講師です。
<合格実績>
男女御三家をはじめ、慶應、早稲田、海城、成城など、お子さんとご家族にとっての第一志望校合格を、数多く勝ち取っています。
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