目次
朝学習のメリット1 朝は頭がスッキリ
朝学習のメリット2 朝学習で自分の「調子」を知る
朝学習のメリット3 学習を習慣化するコツが分かる
朝学習の具体的な進め方
GWを朝学習のスタートに
「朝学習が良い」とはよく言われることですが、中学受験生の皆さんは朝学習をやっていますか?
実は朝学習や早起きは、GWや夏休み等の連休が習慣づくりの良いチャンスです。
そこで今日は、朝学習がなぜ良いか、どんな学習がおすすめかをお話しします。
朝学習のメリット1 朝は頭がスッキリ
朝学習のメリットはたくさんありますが、まず1番目の大きなポイントは、寝ている間に記憶が整理されるため、学習に取り組みやすいということです。
脳はその日に起こったことを睡眠中に整理すると言われています。
よって朝は昨夜学習したことが眠っている間に整理されているので、頭がスッキリした状態で学習に取り組むことが出来ます。
また、眠ることで体力的にも回復しているので身体もリフレッシュした状態であり、電話やメールなどの連絡も少ないため、集中しやすい時間と言えます。
塾や学校へ行くまでの限られた時間であり、タイムリミットがあるという意識も、集中力を更にアップしてくれるでしょう。
朝学習のメリット2 朝学習で自分の「調子」を知る
2つ目の大きなポイントは、朝学習が心身の状態を確認するバロメーターになるということです。
朝の学習習慣がついていると、その時の調子から、体調や睡眠の質をチェックすることができます。
朝学習が毎朝きつくなってきた(起きられなくなってきた)・集中できない、といった状況があれば、そのときは就寝時間や学習サイクル(体力的に無理はないか等)を見直すようにしましょう。
朝学習のメリット3 学習を習慣化するコツが分かる
3つ目のポイントは、朝学習を習慣化出来ると、他の学習も習慣化しやすくなるということです。
実は、朝学習をルーティン化出来た子は、その成功体験を他の学習にも活かせた、というケースが多いです。
学習を習慣化するコツは、「その時間に何をするか」具体的に決め、それをきちんと認識出来ていることです。
まずは朝学習で、計算や漢字、語句の学習など、具体的に何をするか決めて、それを続ける習慣を身につけてみましょう。
朝は朝食や洗顔・歯磨き・着替えなど、毎日のルーティンになっていることが多い時間帯ですので、新たな習慣を加えやすく、習慣化の練習に最適な時間帯でもあります。
朝学習の具体的な進め方
時間について:
朝学習は30分程度出来るとまとまったことに取り組みやすいですが、まずは15分程度からでも構いません。
低学年~中学年で、一人で行うのが難しい場合は、まずは親御さんと一緒にスタートしても良いでしょう。
内容について:
夜は暗記物、朝は頭の体操になるものが良いと言われています。
漢字や計算、語句などのドリル的なものはもちろん、前夜の学習内容の復習も最適です。
低学年~中学年で、いきなりそのような内容では難しい場合は、「昨日の夜に覚えた社会の◯◯について覚えられているか一緒に確かめてみようか?」というような無理のない会話からでも良いでしょう。
前述のように夜の間に頭は整理されるので、夜の学習と朝の学習はセットと考え、夜眠る前にその日に学んだことを整理しておくことができれば、さらに朝学習は充実したものになるのでおすすめですよ。
GWを朝学習のスタートに
今回まとめたメリットの他にも、朝学習には、中学受験の本番(8時半頃~試験開始)で朝から集中し、実力を発揮しやすくなる利点もあります。
また、「今日も朝から勉強出来たぞ!」という日々の自己肯定感のアップや、1日のスタートを気持ちよく切れる心地良さにも繋がりますので、ぜひトライしてみてくださいね。
学校がある日は「やる気が出ない」「朝起きたくない」けれど、休みの日なら「早起きしてみたい!」という気持ちになる生徒さんも一定数いるようですので、そんな皆さんには特に、GWや、7月後半からの夏休みなどの連休を朝学習開始のきっかけにするのがオススメです。
睡眠はしっかり取りつつ、早寝早起きでメリハリのある元気な日々を過ごしてくださいね。
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