25年度 時事問題対策、そろそろ本格始動!

西村則康近影

西村則康 名門指導会代表

40年以上、難関中学・高校受験指導一筋のカリスマ家庭教師。
「なぜ」「だからどうなる」という思考の本質に最短で入り込む授業を実践している。受験を通じて親子の絆を強くするためのコミュニケーションをアドバイス、コーチング手法も取り入れ、親子が心底やる気になる付加価値の高い指導を行う。

目次

そろそろ今年の重大ニュースを振り返ろう
入試に出るのは9月までの出来事
自分なりの意見を持っておくことも大切
※最後に、オリンピックに関するミニクイズ★

不安定なお天気が続いていますね。

日中はまだムシムシしますが朝晩は肌寒い日もあり、体調を崩しやすい時です。

中学受験生の皆さんは体温調整しやすい格好を心がけて、ぜひ元気で過ごしてくださいね。

そろそろ今年の重大ニュースを振り返ろう

さて、夏の終わりは重大ニュースの振り返りに適した時期であると以前お伝えしました
夏休みの時点まででも、新紙幣発行・都知事選・パリオリンピック・ロシアによるウクライナ侵攻・能登半島地震・出生率過去最低・マイナ保険証など数多くの話題がありましたが、そこからの1ヶ月で重大ニュースはますます増えましたね。

中でも入試対策で特に気になるのが、いわゆる“令和の米騒動”。
皆さんのご家庭でも、8月〜9月半ば頃まではパンやお餅、麺が続いた時期があったのではないでしょうか。

私たち日本人にとって米は主食であり、スーパーにもコンビニにも並んでいて当たり前という感覚でいるので、いつ行ってもお米売り場がスッカラカン!という光景には驚きましたよね。

この頃はようやく新米が出回りお米が手に入らない状況は改善しましたが、果たしてその要因は何だったのでしょうか。

また、1918年にも日本では切迫した米不足により、軍隊が出動するほどの“米騒動”という名の大暴動が起きましたが、当時のそのような事態はなぜ起きたのでしょうか。
(ヒント:1917年にはシベリア出兵がありました)

私たちの文化や食習慣に深く関わっている「コメ」問題について、2025年度の中学入試ではおそらく多くの学校で問われると思います。

日本の米どころの位置や、米づくりには欠かせないそれらの地域を流れる「川」についての知識も、これを機にあらためてよく確認しておけると良いですね。

入試に出るのは9月までの出来事

入試で出題される時事ネタの時期は以前お話しした通り、前年の9月頃までが一般的です。
今年も11月6日に、中学受験の時事問題対策決定版と言っても過言ではない『2025年中学入試用サピックス重大ニュース』(サピックス小学部編)が発売されますから、ぜひそちらも参考にしてくださいね。

サピックスに限らず毎年大手の各塾が同様の参考書を発売するので、本屋さんで実物を手に取って、自分が読みやすいものや理解が弱い部分に詳しいものを選ぶのがおすすめですよ。
いずれを選んでも、予想問題や資料が充実していて効率的に時事問題対策が出来ると思います。

また、具体的な内容になりますが、『南海トラフ地震』もよくチェックしておきましょう。
発生した際には火山の噴火や津波被害が出ることも懸念されていますから、海や川の位置や地形などの地理的な知識、(海岸線の長さと津波被害の大きさの関連性など)データの読み取り・分析力も求められることが予想されます。
地理や歴史、公民に絡めてしっかりおさえておけると良いですね。

そして、女子校では(二次性徴は女子の方がやや早く訪れるという理由もあり)性別に関するテーマが扱われやすいです。
性別問題で関心を集めたオリンピック女子ボクシングの話題はよく振り返っておきましょう。(もちろん共学や男子校でも、今年は性に対する多様な考え方に関する出題が例年より狙われやすいと思われます)

自分なりの意見を持っておくことも大切

社会のニュースはただ見たり読んだりするだけでなく、それぞれの話題に対して、自分なりの意見を持っておくことも大切です。

いきなり自分の意見と言われても……という人は、自分以外の様々な人の意見(各新聞の記者たちの考えなど)をぜひチェックしてみてください。
そうすることで自分なりの考えや意見も少しずつ出てくると思います。

自分の考えや意見がつかめてきたら、ぜひそれらを書き出したり、機会があればお家の方や家庭教師、塾の社会科の先生などと話したりしてみましょう。

このような作業は手間も時間もかかりますが、要点把握の読解力や、自分の考えを端的にまとめる記述力を磨くなど、国語の鍛錬にも直結します。

なにより、より深く世の中を知り自分なりの意見を持つことは必ずや小学生の皆さん自身の大きな成長と自信に繋がるので、受験のためというよりむしろ自分自身のために、ぜひ日頃から私たちを取り巻く世の中の状況に関心を持ってもらえたらと思います。
そして、それに対して自ら考え、責任を持って行動できる頼もしい大人に育ってもらえたらとても嬉しく思います。

※最後に、オリンピックに関するミニクイズ★

全問正解を目指してレッツトライ!

【問題】
1. 国際オリンピック委員会の略称をアルファベットで答えよ。
2.東京2020オリンピック(2021年開催)から始まった、どの国の人にも一目で競技が判るように考えられた絵文字を何という?
3.オリンピックのマークの5つの輪の5色は何色?
4. 3の5色が採用されたのはなぜ?
5. 5つの輪が表すものは?
6. オリンピック開会式での選手入場、例年1番目と2番目はどんな選手団が入場する?
7. 2024年のオリンピック開催国・都市は?

【答え】
1.IOC
2.ピクトグラム
3. 赤・青・黄・緑・黒
4. ほとんどの国の国旗をその5色で表すことができるから。
5. アジア・ヨーロッパ・南北アメリカ・オーストラリア・アフリカ
6. 1番目:ギリシャ(オリンピック発祥)、2番目:難民選手団(紛争や迫害で故郷を追われた難民による選手団)
※ちなみに最後に入場するのが開催国による選手団です
7. フランス/パリ
※ちなみに大統領はエマニュエル・マクロン。国旗の模様は左から青・白・赤の3色です。

★結果はどうだったかな?
・全問正解/クーベルタンもびっくり!
・5~7問正解/博識だね(読めるかな?)
・1~4問正解/凡人だね(読めるかな?)
・正解なし/絶句(7くらい答えてほしかった……)

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10月も皆さんの毎日が、健康で充実したものになるよう願っています!

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