目次
1. 『2024年度入試用 中学受験ガイド』SAPIX
2. 『2024 中学入試案内』四谷大塚
3. 『学校案内(首都圏・その他東日本版)』日能研
4. 『首都圏中学受験案内』晶文社
5. 『首都圏版 中学受験案内』 声の教育社
6月初旬、大手中学受験塾SAPIXから『2024年度入試用 中学受験ガイド』が発売されました。
中学受験案内本は毎年6月頃に翌年度のものが出揃いますが、たくさんあって迷ってしまいますよね。
そこで今日は、毎年人気の高い5冊をピックアップし、それぞれの特徴をお伝えします。
1.『2024年度入試用 中学受験ガイド』SAPIX
定価:2,090円(税込)
首都圏、関西を中心に、全国の主要296校の学校情報が掲載されています。
マネーガイドや大学合格実績等、志望校選びに役立つあらゆるデータが満載。
今年度の入試分析から来年度の入試動向を予測する「2024年度入試の展望と戦略」や、SAPIXベテラン講師による学習法アドバイス「2023年度の出題傾向と合格のための学習法」、難関中学への合格体験記など、特集ページも充実しています。
中学受験(特に難関中学合格)を目指す受験生本人、保護者の方いずれにとっても役立つ、読み応えのある1冊と言えます。
※SAPIX小学部オリジナル偏差値一覧付き。
2. 『2024 中学入試案内』四谷大塚
定価:2,200円(税込)
未発売(6月30日発売予定)のため未確定ではありますが、毎年四谷大塚合不合判定テストの結果データが掲載されているのが特徴です。
2024年度用では「大人気32校の比較」「私立・国立大学附属校・公立中高一貫校約440校」の情報、大学合格実績3年間推移、大学付属校の内部推薦進学率等が掲載予定です。
ちなみに四谷大塚ではホームページでも詳しい学校情報を扱っています。
登録をすれば誰でも利用出来るので、そちらもぜひ活用してみましょう。
3. 『学校案内(首都圏・その他東日本版)』日能研
定価:2,420円
約500校と豊富な学校情報が掲載されています。
各学校の紹介欄には校風、沿革、宗教、環境・施設、教育内容(カリキュラム)など、内容も詳細まで書かれており、大学付属校の内部推薦進学率、特待生制度まで確認することが出来ます。
日能研の長年のデータから得た「日能研結果R4偏差値3年間推移」「大学合格実績3年間推移」などの情報も参考になりますよ。
また、おまけの「首都圏私立・国立・公立333校の『学校歩きマップ』」は学校訪問の際に便利です。
※「東海版」もあるので、購入の際は希望のエリアに合うものを選んでくださいね。
4. 『首都圏中学受験案内』晶文社
定価:2,640円(税込)
長年支持されている中学受験案内本です。
書式や体裁が見易く、特徴は「思考コード」という首都圏模試が開発したオリジナルのコードであり、こちらは思考力、表現力、想像力の難度を可視化したものです。
各学校ごとに掲載されているので、それぞれの出題傾向を比較検討し、併願校を選ぶときに便利です。
また、受験生の中には志望校選択の大きなポイントにしている人もいるであろう「制服」についても、「デジタルブックで見られる制服コレクション」というオマケの特集で詳しく確認できます。
(QRコードを読み込みます)
1番の特徴は「受験生応援アプリ」であり、こちらで入試日程等を確認し、自身の入試スケジュールを管理することが出来ます。
書籍購入後も役に立つ仕組みは嬉しいですね。
5. 『首都圏版 中学受験案内』 声の教育社
定価:2,310円(税込)
こちらは各塾が出版しているものではないので、大手各塾などの偏差値に対応したデータ等があるのが最大のメリットです。
(四谷大塚、首都圏模試、SAPIX)
学校情報としては沿革や理念、入試データだけでなく、部活やイベント、弁当、食堂など、「入学してから」の実生活に役立つ情報まで掲載されているのが特徴です。
中学受験案内は各学校のデータがメインの情報です。
どれを選ぶかによって受験結果が大きく左右されてしまうことはありませんが、選ぶ際のポイントは、受験生本人や保護者の方が見易い・読み易いと感じるもの、受験に対するモチベーションが高まるもの、特に知りたい事項に詳しいものを選ぶことです。
それぞれに各塾や出版社ならではの特徴やメリットがありますので、まずはぜひ上記の情報を参考に、気になったものを1冊選んでみてください。
それぞれに不足している情報はネット等でも収集できますので心配は無用です。
皆さんが自分に合った一冊に出逢い、中学受験への希望がふくらむことを願っています。
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