目次
学習の「積み残し」をつくらないためのポイント
夏は「受験の天王山」だからこそ備えが必要
うまく回っていないなら今のうちに相談を
6月半ばになり、梅雨入りが近づいていますね。
朝は晴れていたのに帰りは土砂降り、暑くなったかと思いきや急に肌寒い、というように、この時期は気候が不安定になります。
体温調節しやすい服装を心がけ、良質な食事と睡眠をたっぷり取って、元気に過ごしていきましょうね。
そして、梅雨が明ければ夏休みがやってきます。
体調も気力も万全で迎えられるように、今のうちにやれることはしっかりやっておきましょう。
学習の「積み残し」をつくらないためのポイント
まず大切なことは、日々の学習の積み残しをしない、ということです。
忙しい受験生の皆さんは「夏休みにまとめて復習するから」「夏休みにがんばって挽回するから」とつい考えてしまいがちですが、夏休みは夏休みで各塾の宿題がありますし、模試や毎日の講習もあります。
余計な課題を夏休みに先送りしないよう、今のうちに1週間の学習がしっかり回っているか、日々のルーティンに無理がないかを改めてチェックし、必要があれば改善しておきましょう。
塾のある日は、その日のうちに課題をこなせなくとも、「今日何を学習したか」をざっと思い出し、頭の中で整理しておくだけで大変効果的です。
整理をしないまま寝てしまうと、次の日には前日に得た知識が随分曖昧になってしまうものです。
宿題の進み方もかなり違ってくるので、塾から帰ったら、「今日何を学習したか」を親御さんと話す習慣をつけるのも良いですね。
夏は「受験の天王山」だからこそ備えが必要
大手塾の夏休みは前述の通り宿題や講習だけでもなかなかにハードです。
特に6年生は過去問演習もありますから、「夏休みが受験の天王山」とはいえ、その時期の自分(自分が自由に使える時間や、こなせる学習量)を過信しないことです。
理科や社会の暗記、国語の漢字や語句など、コツコツと知識をつけなければならないものは、今からでも少しずつ手をつけできれば一巡しておくと、心にも余裕を持って夏休みを迎えることができます。
完璧でなくてもよいのである程度それらの知識を夏休み前に完成させておくと、そのベースをもとに夏の講習や課題に取り組めるため、夏の学習効果も格段にアップしますよ。
また、日々のルーティンについてですが、夏休みまでの残り1か月で、もしも今習慣となっていないならすぐにでも、朝や就寝前に短い学習を取り入れるようにしましょう。
その時間には重たい内容ではなく、各教科の知識や国語の漢字、 算数の計算など、負担の軽い学習を充てるとより習慣化しやすく、続けやすいと思います。
うまく回っていないなら今のうちに相談を
あれこれ試しても日々のルーティンや一週間の学習スケジュールがなかなかうまく回らない人は、今のうちに塾や家庭教師の先生に助言を求めることも相談してみることをおすすめします。
その際、夏休みまでにどの科目のどんな知識の学習を済ませておきたいかも一緒に確認して計画を練ってもらうと、より具体的な夏までのスケジュールが組めますよ。
受験生の皆さんがここからの一カ月を上手に使い、学習はもちろん、心にも余裕を持って、元気に夏休みを迎えられることを祈っています。
受験相談・体験授業お申込み
必須の項目は必ず入力してください。
ご相談内容をより詳しく書いていただければより的確な回答をお渡しできます。