目次
1. 開成中高、受験資格を変更
2. 入試要項でチェックしておくべき事柄1〜3
3. 入試要項でチェックしておくべき事柄4〜5
1.開成中高、受験資格を変更
令和5年7月3日、開成中学校公式ホームページにて、2024年度入試応募資格の変更が発表されました。
※くわしくはこちら
これまで応募資格を持たなかった教育機関を卒業見込みの男子生徒も応募可能になりますので、多くの受験生には直接的な影響はないものの、ライバルがわずかに増えると捉えても良いでしょう。
(もちろん該当する受験生にとっては、嬉しい規制緩和ですね)
なお開成中では8月26日(土)に、
『≪受験生向け≫新校舎B 棟・C 棟完成記念 教育施設プレビューデイ』
※要予約
の開催を予定しています。
【日時】
2023(令和5)年 8 月 26 日(土)
【対象】
開成受験を考えている小学3年生~中学3年生とその家族
混雑緩和と安全確保のため参加予約数には制限があり、予約方法については7月下旬に発表・予約開始は8月上旬が予定されています。
興味のある方は今月下旬に公式ホームページをチェックしてみてくださいね。
多くの中学校では入試の応募資格や募集要項に関して前年の4月~秋頃に発表していますが、今回のように発表後条件が追加・変更されることもよくあることです。
志望校・併願校を検討中の皆さんはぜひ夏休みを利用して、気になる学校のホームページを改めてよく確認してみてくださいね。
特にここ数年は新型コロナウイルスの影響で入試直前の試験内容や待機場所・合格発表方法等の変更が続出しています。
ホームページの定期的な確認と合わせて、各学校の公式アカウントを登録する等、最新情報を得られる態勢もしっかり整えておきましょう。
2. 入試要項でチェックしておくべき事柄1〜3
また、入試要項を見る際は以下の点をよくチェックしておくと良いでしょう。
1.入試日程
当然のことではありますが、同日同時間帯開催の入学試験を複数受験することは出来ません。
ただし、同日開催でも午前と午後で時間帯が異なれば受験は可能ですから、その際は午前の入試会場から午後の入試会場への移動距離、体力なども考慮しながら、無理のないスケジューリングをしましょう。
入試開催日程・時刻はミスのないようしっかり確認してくださいね。
また、学校によっては複数回受験のチャンスがあり、回数を重ねた分だけ有利になる条件を設定している場合もあります。
日程・時刻と合わせてよく確認しておきましょう。
2.募集定員
前年度と比べ増減している場合もあります。
倍率が大きく変わることも予想されますので、よく確認しましょう。
また、基本的に第一回入試・第二回入試などの開催回によっても定員は異なります。
どの日程で受験するかも作戦のうち、ということを覚えておいてくださいね。
3.調査書
調査書の有無によって小学校での生活態度を変えるというのもおかしな話ですが、学校によっては調査書を重視することがはっきりと明記されている場合もあります。
出席日数など「自覚」がある場合は気をつけましょう。
3. 入試要項でチェックしておくべき事柄4〜5
4.当日の服装や持ち物
学校によっては当日の服装がある程度指定されていたり、上履きや昼食が必要であったりします。
また、学科試験にコンパスや定規などが必要な学校もあります。
多くの場合忘れ物をしても貸し出してもらえますが、当日そのようなミスをしてしまうようではワキが甘いと言わざるを得ず、第一志望合格は厳しいかもしれません。
服装規定や持ち物については事前に入念にチェックし、当日動揺することのないようにしっかり準備しておきましょう。
5.入学金や学費
こちらに関しては、直接受験生の皆さんには関係がないかもしれません。
しかし、保護者の方は事前にこれらの項目についてよく確かめておきましょう。
前出の記事でもお伝えしましたが、入学金は一度納めたら「理由のいかんに関わらず返金不可」というケースもあります。
また、入学金の納入締切日のチェックや条件も重要です。
ある学校に合格しても、入学金納入締切日の設定条件(一部入金により延納が認められる等)によっては、その後に控えた第一志望の合格発表まで入学金を全納しないでおけるケースもあります。
いざとなってから焦ってしまったり、余計な出費で損をしてしまったりしないで済むように、合否のあらゆるパターンもシミュレーションしておきましょう。
中学受験生の皆さんが早い段階から気になる学校の入試要項をしっかりチェックし、万全の態勢を整えて当日に臨めるよう願っています。
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