中学受験

まだ間に合う! 夏の大手入塾テスト2023

目次

1. 「全国統一小学生テスト」で特待生認定も狙える早稲田アカデミー
2. 難易度も高く採点も厳しいサピックス
3. 日能研は夏期講習参加〜入塾という方法も
4. 2人に1人が落ちる四谷大塚の入塾テスト

6月8日、大手中学受験塾SAPIXから『2024年度入試用 中学受験ガイド』が発売されました。

中学受験のために大手進学塾に通い始めるなら、新四年生(小学三年生の2月)からがベストと何度かお伝えしてきましたが、中には、春には入塾の準備が整わず機会を逃してしまった方も多かったようです。



そこで今回は、次の良いタイミングである夏の入塾を目指す方のために、大手進学塾の入塾テスト実施日程や注意点についてお伝えしたいと思います。


1. 「全国統一小学生テスト」で特待生認定も狙える早稲田アカデミー

まず早稲アカの入塾テストですが、毎週土曜日各校舎にて14:00-実施されています。


難易度はそこまで高くなく、基礎的な学力があれば突破し易い試験です。



また、「全国統一小学生テスト」を利用しての合否判定・特待生認定も可能ですし、難易度は高くなりますが、「小4トップレベル模試」も同様に利用できます。



7月1日(土)にはちょうど夏期入塾説明会が予定されており、同日の入室テスト受験も可能ですので、興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。



※申し込み締め切り:6月28日(水)
※zoomでのオンライン参加も可。

※都合が合わない場合、平日受験も可。


https://reg.waseda-ac.co.jp/public/application/add/22499?bid4=contents3

2. 難易度も高く採点も厳しいサピックス

次にサピックスですが、7月の入室テストは7月9日(日)に開催されます。(夏期入室テスト)


ただしそちらの日程は1〜四年生のみ対象のため、5.6年生で入室・転塾を希望されている場合は7月2日(日)のテストを受験しましょう。



入室基準点は学年やテストにより異なり事前に提示はされませんが、テスト内容の難易度が高いため、40〜45%以上正答出来れば合格と考えて良いでしょう(例年の合格最低点データより)

。

採点が厳しい点に特徴があり、
公式ページでも
・文字をはっきり濃く書く
・漢字のトメ・ハネ・ハライに注意して書く
・文字は枠内に大きく・丁寧にはみ出さないように書く
ように指示があります。


普段から丁寧な答案を心がけておきましょう。



※申し込み締め切り:テスト前日の午後3時


https://www.sapientica.com/application/entrance/

3. 日能研は夏期講習参加〜入塾という方法も

そして日能研ですが、日能研の入塾テストは「日能研全国テスト」というものです。


7月は開催がなく、6月は6月18日(日)と25日(日)に開催されます。



また、夏の入塾ルートとしてはその他に、夏期講習に参加しそから入塾するという裏技があります。


夏期講習は誰でも参加が可能で、最終日に試験があり、そのテストの結果次第でそのままクラスに入室が可能です。



サピックスなどと比較すると難易度は低いですが、それでもまだ今は合格する自信がない、タイミングが合わない等という場合はそちらも検討してみてくださいね。



ちなみに合格基準は6割程度の得点率で、補欠扱いもあるのが特徴です。


※申し込み締め切り:18日分は受付終了。25日分に関してはインターネットによる申し込みは6月23日(金)20:00まで、各教室窓口への電話による申し込みは6月24日(土)18:00まで

※都合が合わない場合は別日程で個別対応が可能(ただし有料になるので注意)

https://www.nichinoken.co.jp/event/free/apply/ 


4. 2人に1人が落ちる四谷大塚の入塾テスト

最後に、四谷大塚も見てみましょう。


四谷大塚の入塾テストは基本的に毎週土日に実施されています。


ただし校舎ごとに開催日程が違うので、申し込みページで最寄りの校舎を選択し、リストの中から都合の合う日程を選択して受験しましょう。



合格率は50%で2人に1人は不合格となります。


しかし合格するまで何度でもチャレンジ出来、そのためのフォローも行っているのが特徴です。



ちなみに6月・11月実施の「全国統一小学生テスト」も入塾テストを兼ねています。(基本偏差値50以上であれば入塾資格審査合格となります)


テストの難易度は回ごとに異なりますが、日能研よりは高く、サピックスとは同等〜やや易しい程度も考えてください。


https://www.yotsuyaotsuka.com/lform/nyujuku_test/input 






以上、今回は今月末〜7月までに受験可能な各大手塾の入塾テスト情報と注意点お伝えしました。




入塾テストで問われる内容は小学校の勉強とは大きく異なります。
1〜3年生はこちらも参考に、万全の準備で臨んでくださいね。


中学受験 入塾テストで上位クラスに入るスタートダッシュ[算数]


中学受験 入塾テストで上位クラスに入るスタートダッシュ[国語]

児童手当拡充決定 〜中学受験にまつわるお金の話〜

目次

1. 児童手当は今後どうなるか
2. 中学受験までにかかる費用は
3. 合格後にかかる費用も見通そう

1. 児童手当は今後どうなるか

5月25日、政府から「次元の異なる少子化対策」の柱と位置づける児童手当について、今後は支給対象を拡大し、これまでの中学生までから、高校生まで1人あたり月額1万円を支給するという方針が発表されました。

支給額についても、これまで3歳〜中学生は月額1万円でしたが、今後3歳〜小学生については、第3子以降の場合月額3万円に倍増する方向です。
※
(※現行は第三子以降の場合3歳〜小学生が1万5千円、中学生は1万円)




教育や育児の出費がかさむ子育て世帯、特に中学受験を考えているご家庭においては非常に気になるニュースですよね。



また、現行では年収1200万円以上の場合は支給対象外ですが(夫婦の一方が年収960万円以上などの場合は子供1人につき5千円給付)、「家庭環境にかかわらず子育てを支援すべき」という意見を踏まえ、所得制限も撤廃の方向で調整が行われているということです。



政府がこのような児童手当拡充を進めているのは、急速に進む少子化の主な原因が子育て世帯の経済的負担の大きさにあると考えているからです。


財源確保のため2026年度以降から社会保険料の大幅な上乗せも予測されており実際どれほど家庭の負担が軽減されるものか疑問は残りますが、国民給与が30年上がらない中で物価や光熱費は加速的に高騰する一方ですから、国を挙げての子育て支援はとにかく早急に、あらゆる面で拡充させていって欲しいものですね。




■児童手当制度(現行)
●支給対象:中学生までの児童を養育している方(所得制限あり)

●支給額:
・3歳未満:一律15,000円
・3歳以上小学生まで:10,000円(第3子以降は15,000円)
・中学生:一律10,000円

●支給時期:年3回に分けて給付(6月、10月、2月)



■児童手当制度(来年度より実施予定)
●支給対象:高校生までの児童を養育している方(所得制限撤廃の方向で調整中)

●支給額:
・3歳未満:一律15,000円
・3歳以上小学生まで:10,000円(第3子以降は30,000円)
・中学生:一律10,000円

●支給時期:現行通り予定


2. 中学受験までにかかる費用は

ここで、中学受験を目指すご家庭では実際にどれくらいの費用が必要で、合格後(中学校)はどれくらいお金がかかるのかみてみましょう。




■中学受験にまつわる費用(4~6年生の3年間)



4・5年生:約100〜150万円

6年生:約100万円



内訳:
4年月謝3万円程度
5年月謝4万円程度
6年月謝5~6万円程度

上記が基本的な授業料で、その他に講習や特別講座(夏期講習・冬期講習・春期講習・GW特訓・志望校別特訓など)、模試や教材代(年間10〜30万円)がかかります。


人によっては通塾に意外と交通費がかかる場合もありますし、高学年では大手塾に加え、学校対策や追い込みで家庭教師や個別指導を利用することも多くなるため、トータルでは約200〜300万円が中学受験にかかる費用の相場と言われています。

3. 合格後にかかる費用も見通そう

次に、合格後の教育資金です。
合格後の進学先が私立とは限りませんが、たとえば公立と私立で支出状況を比較した場合、



中学校:2.8倍
高校:2.3倍


というデータが出ています。
(出典:文部科学相「子どもの学習費調査」)



また、私立では制服や教材、交通費、修学旅行費用が大きくなりがちですし、私立でなくとも部活、合宿などのイベントにおけるによる出費も意外とかさむものです。


場合によっては、大学受験のための通塾、スマホ購入・使用代金、留学などの経費が必要になることもありますね。





お子さんご本人の意思やその時の状況により選択肢は当然変化するものですが、教育資金をどう捻出するのか(貯蓄、学資保険、運用益非課税の「ジュニアNISA」、積立投資、祖父母による非課税の教育資金援助制度の利用など)は早めに見通しを立てておくと安心ですね。

そしてそれ以上に「何に重きを置いて我が子の進学先を考えて行くか」ということを、ぜひ一度、じっくりご家族で話し合ってみてください。

皆さんが笑顔で、それぞれのご家庭にとってより良い選択ができることを願っています。

相次ぐ中高一貫校「高校募集停止」で考える

目次

1. 2023年5月 新たに2校が高校募集停止を発表
2. 完全中高一貫化はさらに加速の傾向
3. 高校募集を停止する学校が増えている理由
4. 中高一貫教育のメリットとデメリットを考慮して判断を

一気に気温が上がり、日差しも強くなりましたね。

季節の変わり目ですが、受験生の皆さんは元気にやっていますか?

1. 2023年5月 新たに2校が高校募集停止を発表

さて、2023年5月11日、新たに高校募集停止を発表した学校が2つありました。


まずは1891年に榎本武揚(政治家)が設立し、2023年の大学入試では国公立・早慶上理・MARCHに551名(既卒生含め)の合格者を輩出した東京農業大学第一高校。



外部募集は2024年度入試が最後で、2025年度から完全中高一貫校化がスタートします。

※6月13日に入試の新制度や新校舎、新たな学習環境等について説明会実施予定。


説明会終了後に校内や授業の見学が可能。(対象は塾や教育関係者)




もう一つが奈良市にある東大寺学園中・高等学校。


関西では知られた進学校であり、もとは1926年に勤労青少年のための夜間学校から始まった私立男子高校です。


2023年度大学入試では東京大学に18人、京都大学に64人の合格者を輩出しています。



こちらは早くも2024年度から新制度が適用されますが、その分2021年度から中学校の募集定員を(それまでの176名から200人に)増員しており、来年度もその予定が発表されています。


2. 完全中高一貫化はさらに加速の傾向

このように、以前からお伝えしているように2015年頃から始まった中高一貫校における「高校募集停止」「完全中高一貫校」化は、近年さらに加速しています。



私立では高輪を皮切りに、海城、浦和明の星女子、成城、近年話題になったところでは本郷高校、豊島岡女子学園開智日本橋学園、東邦大学附属東邦、三田国際学園などがあり、ついには都内全ての公立中高一貫校でも完全一貫校化が決定しました。
(※豊島岡は2022年から新制度がスタートしていますが同年、翌年共それに伴う中学の募集人数枠増加は無く、2024年度もその予定は発表されていません。)





このような状況が「高校受験では選択肢が狭まってしまうのでは」という危機感につながり、受験のタイミングを検討し直すご家庭も増えているようですが、そもそも近年中高一貫校の「高校募集停止」「完全中高一貫校」化が加速的に進んでいる背景には何があるのでしょうか。

3. 高校募集を停止する学校が増えている理由

①徹底した教育目標の実現
教育目標の実現には6年という時間をかけてより丁寧に学びを深め、育むシステムがふさわしい、教育の質をより向上させたいという判断から。
(活発な部活動をサポートしたいという意見も)


個性的な教育理念を持つ学校の場合、理想の人格形成や教育理念の実現には(受験勉強も重なる)高校3年間のみでは厳しい現実があったのかもしれません。




②新学習指導要領の影響
「新学習指導要領」により「歴史総合」「理数探究」「情報」などの新科目が導入されたことは大きな要因の一つだと考えられます。


中高一貫校では多くの場合6年間の学習内容を5年間程度で終わらせるカリキュラムになっていることが多いため、高校から外部入学してくる生徒たちと内部進学生では授業進度が異なり、講師は2パターン以上のカリキュラムや習熟度別クラスを用意しています。



教育現場では講師の過剰労働が問題視されて久しいですが、すでに無理があるところに、これらの科目が一気に新設・導入される現場での負担は計り知れません。


これを軽減するために高校からの外部入学を停止しようという流れが生まれるのは自然なことですね。


また、新学習指導要領に対応するため、完全中高一貫校化と同時に独自の科目を新設する学校もあります。

③大学入試改革の影響
大学入学共通テストではこれまでの全マーク式から記述式が検討され、国公立、私学入試においても全体的に思考力や表現力がこれまで以上に重視されるようになりました。



AO、小論、グループ面接などを使用した入試、推薦入試もより一般的になり、これらの対策としては留学なども含めた様々な経験から得られる幅広い知識や視野、自由な発想・思考力、表現力が有効とされているため、中高一貫の6年間をどのように使うか、いかにそのような探求学習に充てる時間を捻出できるかも勝敗を分けるカギになるわけです。




新たな大学入試の形に対応するために完全な6年一貫教育に舵を切った学校は少なくないでしょう。

実際に、この決断による成果(難関大学合格者数の伸び)が少しずつ出始めている学校もみられます。



4. 中高一貫教育のメリットとデメリットを考慮して判断を

こうしてみると中高一貫校のメリットは多いようですが、もちろんそれだけが選択肢ではありません。



海城中学のように、完全中高一貫校化に伴い学校理念の一つでもある多様性が狭まるリスクを回避するため、中学入試に帰国生枠を新設するなど対策を行っている学校もありますが、多様性(ダイバーシティー)の時代だからこそ、あえて同じような理想を目指した似たタイプの生徒が集まる中高一貫校ではなく、さまざまな背景や個性を持った生徒が集まる公立中学で過ごさせようという考えもあります。




また、お子さんの現在の精神年齢を鑑みて、もしくは中学受験後の燃え尽き症候群のような状態で中学時代を過ごして欲しくない、高校受験が控えていないことで気を緩めてダラダラ過ごしてほしくないなどという理由で、あえて中学受験を選ばず、初めから公立進学を考えるご家庭もあります。





最適な選択肢は各ご家庭、お子さん一人一人によって全く異なるでしょう。


受験にまつわる噂話や掲示板、ママ友の意見等に流されることなく、ぜひご家庭の方針やお子さんの性格や精神年齢、適性を十分に鑑みた上で、ご本人の気持ちを大切にしながら、ご家族でよく話し合ってみてください。



中高一貫校の相次ぐ「高校募集停止」を受け、皆さんが中学受験をするにしろしないにしろ、お子さん自身の感覚、考えを大切に、納得の行く進路を見出せることを願っています。

中学受験 習い事は続ける?やめる?~後編~

目次

1. 特に両立が難しい習い事と子どもの体力の限界を知っておく
2. 習い事の重要性はお子さん/ご家庭それぞれ
3. 習い事をどうするかは親子でよく話し合って

「中学受験 習い事は続ける?やめる?~前編~」では、中学受験で最後まで習い事を並行する選択は基本的におすすめしないというお話をしました。

もちろん6年生まで習い事を続け、合格した生徒がいないわけではありません。

しかしそれはほんの一握りであり、卓越した集中力や地頭の良さ、能力等を持っている場合に限ったことです。

1. 特に両立が難しい習い事と子どもの体力の限界を知っておく

特に両立が難しいのはサッカーや少年野球、チアリーディングなどの団体スポーツです。

まず、土日祝日の試合や合同練習が多いため、大手塾で定期的に実施される模試や特別授業と日程がかぶり、重要な学習や演習の機会を逃しがちになるという点があります。

また、習い事の方でも、どうしても参加できない試合や練習が出てきますから、チームに迷惑をかけてしまったり、仲間に技術や能力がついていけなくなって引け目を感じたり、疲れのために試合や発表の場で集中力が発揮できなくなったりして、自信を喪失することも増えるでしょう。

もちろん学習そのものにも弊害が出ます。

平日の塾の時間帯はどうがんばっても眠くて仕方なく、下手をすれば初めから終わりまでずっと船を漕いでしまうタイプには、休日野球やサッカーの試合で体力を使い果たしている子が少なくありません。

授業の殆どを眠って過ごすようになってしまい、帰宅後は課題をやる気力も、それをこなすための知識も身につけられておらず、どんどん学習が遅れてしまうため、そのうち受験そのものに対する意欲ややる気がなくなってしまい脱落してしまうケースもよく見られます。

受験生とはいえ、まだ10代の子どもの身体ですから限界があります。

「甘えている」「人の何倍も頑張ればいい」「本人の気持ち次第」などと精神論でどうにか出来る問題ではなく、簡単に言えば体力の問題です。

中学受験は皆に等しく与えられたごく短い(一般的には3~4年間)の中学受験生生活の中で、同じ時間をどのように使うかの勝負でもあります。

受験と習い事の両方を無理に抱えたままなんとか最後まで走り抜けられたとしても、結局どちらも中途半端な結果になり、お子さんの自己肯定観が崩壊してしまうケースも多いので、ぜひ気をつけていただければ思います。


2. 習い事の重要性はお子さん/ご家庭それぞれ

ただし、これは中学受験で合格を勝ち取ることをその時期の第一目標においている場合の話です。

たとえば

「そもそも野球選手になるのが本人の夢で、親御さんもそれを応援している」
「中学受験をするのは中高一貫校で野球に集中できる環境に身を置くためで、学校や偏差値にはあまりこだわりはない」

という場合はもちろん、受験当日まで所属チームで野球を続ける選択もあるでしょう。
(実際そのような選択をして、中学受験はやはり不合格になったものの、プロ野球選手になる夢を叶えた生徒さんがいました。)

また、団体スポーツなどではなく、一人でスキマ時間に出来る水泳やピアノなどの習い事は、本人のストレス解消や気分転換になるのならば続ける選択肢もなくはありません。
(ただし、その時点で全く泳ぐことができなかったり、好きな曲を2,3スラスラ弾けるレベルまで達していなかったりする場合は、技術習得や練習に時間が取られすぎてしまうのでおすすめしません。)

また、必ずしも習い事を「辞める」必要はなく、いったん「休む」選択肢も当然あります。

お子さんが習い事を「絶対やめたくない!」「休むのも嫌!」となかなか受け入れてくれない場合は、

「中学受験で合格したいよね?今は勉強に専念した方が合格できると思うよ」
「中学に入ったら再開しようね」
「高校受験がないから合格できたらのびのびやれるよ」

などと声をかけてあげるのも良いと思います。

3. 習い事をどうするかは親子でよく話し合って

学習方法や塾の最適な選択が一人ひとりで異なるように、習い事を続けるか続けないかも、お子さん本人の夢や志望校のレベル、ご家庭が何に重きを置いているか等により様々です。

4年生頃になったらぜひ一度、お子さんの学習状況と習い事とのバランス・体調や体力面などを見直し、お子さんの気持ちを大寧に聞いた上で、一緒に納得する答えを見つけてあげてくださいね。

中学受験生の皆さんが心身ともに無理なく、悔いなく、笑顔で春を迎えられることを願っています。